阪神・矢野監督が腹くくった佐藤の「育て方」 G戦で一軍昇格、50打席連続無安打でも将来見据え

公開日: 更新日:

 さらにOBは続ける。

「ただし、佐藤輝を二軍に落としたのは失敗です。あれだけのホームラン打者を指導できるコーチは二軍にいません。矢野監督は巨人との天王山を前に一軍に上げた。本物の和製大砲にするため腹をくくったと思う。どれだけ打てなくても思い切りスイングさせ、三振の山を築こうがスタメンで使い続ける。将来のために優勝争いの中で打席に立たせたいのでしょう。以前の阪神なら外野の声を気にして、そんな育成はできなかった」

 それが本当なら、矢野監督もなかなかやるもんだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー