ビーチ日本代表はUAE戦に勝利 5日夜にスペインとの5位決定戦に臨む 

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 世代交代はもちろん必要だが、ベテランが課題を持って日々の練習に取り組み、プレーの精度を高めていって<若手を寄せ付けず>、主力としてチーム力アップに寄与するということも、極めて大事なことである。若手にとって越えなければならないベテランの壁は、高ければ高いほど良い。奥山は、身を持って実践しているというわけだ。

 オンライン会見には、守護神のGK河合雄介(33)も対応した。常にチームの最後尾から味方選手のプレーを、相手選手の動きを、そして敵味方を問わず、プレイヤーの心理状態までも推し測りながら戦うポジションである。

「ロシアW杯では、前回パラグアイW杯の4位よりも良い結果を残そうーーとチーム全員が〈同じ方向〉を見ていました。今大会はベスト4という目標がありましたが、チームの連係など難しい部分もありました。ゴールに向かう姿勢、アグレッシブを気持ちを持ってプレーはできていました。個人的には、田畑(輝樹)コーチから『前に出てプレーするように』と言われましたが、砂が浅いこともあってどのチームもGKに対する寄せが早く、やり辛さを感じました。今大会は、思い描いた結果ではありませんが、(順位決定戦に勝って決定戦最高位の)5位を獲得して帰国したいと思います」

 注目の5位決定戦は、日本時間5日午後9時15分にキックオフされる。相手は強豪スペインである。

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