ビーチサッカー日本代表はドバイ国際大会でイランに完敗…マイナスイメージを払拭せよ!

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 今夏のビーチサッカー・ロシアW杯で準優勝に輝いた日本代表が、屈辱的な2連敗スタートとなった。UAEのドバイで開催中の「インターコンチネンタル ビーチサッカーカップ2021」で初戦のロシア戦に続き、2戦目のイラン戦(4日午前1時キックオフ)も落としてしまったのである。

 アジアの強豪として知られるイランは、2019年にタイ・パタヤで行われたパラグアイW杯アジア最終予選の準々決勝でラモス瑠偉監督(当時)率いる日本と対戦した。

 アジア出場枠は3。準々決勝で敗れた瞬間にW杯出場の夢はついえる。 勝って準決勝に進出すれば、たとえ負けても3位決定戦に進んでW杯出場の可能性は残る。

「事実上の決勝戦」といわれた準々決勝で日本は第1ピリオド(P)に2点を先制されたが、2P以降は盛り返して2-2で迎えた延長前半、FP赤熊卓弥(31)が値千金の決勝弾を叩き込んだ。その瞬間、イラン選手たちは次々と砂のピッチに倒れていったーー。

 それから2年8カ月の月日が流れた。勝利への執念は、イラン選手が勝って日本選手には希薄だったーーとは言うまい。しかしながら、1対1の競り合いに勝利するのは、ほとんどがイランの選手だったし、勝つためには「手段を選ばない!」とばかりにマリーシア(狡猾さ)を発揮してファウルを獲得し、それをゴールに繋げていったのもイランだった。

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