鬼木体制のXデー到来か…サッカー日本代表「オール川崎化」で森保監督交代が秒読み段階

公開日: 更新日:

 W杯アジア最終予選のアウェー2連戦となるベトナム戦(11日)、オマーン戦(16日)に臨む日本代表メンバー27人が4日、発表された。

■川崎組の三笘と旗手が初招集

 代表ルーキーはJ1の常勝軍団・川崎から今夏ベルギーに移籍したMF三笘薫(24)と現川崎のMF旗手怜央(23)の2人。DF谷口彰悟(30)、DF山根視来(27)の川崎所属選手も再招集された。これに代表常連でGK川島永嗣(38)、DF板倉滉(24)、MF守田英正(26)、MF田中碧(23)を加えると実に8人もの選手が、森保ジャパンの<オール川崎化>に一役買っているのだ。

「三笘、旗手に関して言えば、招集が遅過ぎたと言ってもいい」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。

「10月12日のオーストラリア戦で森保監督は、定番の4(DF)―2(ボランチ)―3(MF)―1(FW)から、川崎の基本布陣である4―3―3に変更。内容の伴った勝利を手にした。たとえばDFラインにCB谷口と右SB山根が入り、3MFを旗手と田中と守田で固め、左サイドFW三笘という組み合わせにすれば、この6人は短時間で熟成度の高い連係プレーを見せられる。練習時間が多く取れない代表で<同一クラブの主力を集める>ことは、大きなアドバンテージとなる」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  4. 4

    BoA、五木ひろし、さだまさし、及川光博…「体調不良で公演中止」が相次ぐ背景

  5. 5

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  1. 6

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 7

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  3. 8

    教え子の今岡真訪が蹴った“倍額提示”…「お金じゃありません」と阪神入りを選んだ

  4. 9

    兵庫県警まで動員し当局が警戒…NHK党・立花孝志党首の“あり得ない”参院選の街宣ぶり

  5. 10

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界