エ軍オーナーは「年俸総額引き上げ反対」の急先鋒! 大谷「総額400億円」契約延長に暗雲か

公開日: 更新日:

 トラウトは今年8月で31歳、レンドンは6月で32歳と高額の主力野手2人がベテランの域に入る。昨季、トラウトは右ふくらはぎ、レンドンは股関節を手術し、揃って長期離脱を強いられた。

「トラウト、レンドンとも年齢的に下り坂に差し掛かっており、特にトラウトは再発しやすいふくらはぎに爆弾を抱えています。大谷との契約延長を優先したいエ軍としては今季、この2人の完全復活を望んでいるでしょう。今季の成績次第では他球団へのトレードも可能だからです。2人が不良債権化する前に放出して、大谷の残留資金を確保するのではないか」(前出の友成氏)

 ただでさえ、投手陣を整備しなければならないうえ、じきに大谷がFA権を取得する。そうなるとトラウト、レンドンを含めた3人を抱えるのは実際問題として不可能。レンドンは過去2年の実績からいってトレードの引き取り手があるとは思えない。あったとしてもエ軍が年俸の残り半分近くを負担させられ、人件費削減にはつながらない。

 エンゼルスは最も若い大谷を選択することになり、結果としてトラウトがはじき出されるということだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」