ロッテ佐々木朗希の恐るべき“野球脳”! 鷹打線の「直球狙い」を即修正し逆に緩急で翻弄

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■末恐ろしい

 この日は球数制限によって6回91球で降板。その後、同点に追いつかれて勝ち負けはつかなかったが、11三振を奪い、1失点の好投を見せた。

 佐々木朗希は高校時代から、打者への洞察力も優れているといわれてきた。打者が直球を待っているのか、変化球を待っているのかを察知するだけでなく、打者に応じて力の入れ具合に強弱をつけている。

「160キロ超の直球と140キロ台後半のフォークだけでも十分に勝負できるのに、自分自身で考えながらカーブやスライダーでスピードに変化をつけ、打者の目線を変えようと工夫しているんだから、まさに逸材。しかも普段から全力投球ではなく、体への負担を考えて力を抑えながら投げてもいる。その分、制球も安定するので、ベースの手前でワンバンしたり、ストライクゾーンから大きく外れる球が非常に少ない。まだ20歳だというんだから末恐ろしい投手です」とは、高橋氏だ。

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