巨人・堀田またメッタ打ちで桑田コーチ崖っぷち…原監督との間に“隙間風”も秒読み段階

公開日: 更新日:

 巨人期待の若手・堀田賢慎(20)がまたも打ち込まれた。

 6日のヤクルト戦に先発。三回に無死満塁のピンチを招くと、4番・村上に149キロの直球をバックスクリーンへ満塁本塁打を浴びた。2死後に四球を与えたところで原監督に交代を告げられ、3回途中6安打5失点でKO。試合も2-13で大敗を喫し、2敗目(1勝)となった。

 オープン戦から無失点で突っ走り、3月31日のヤクルト戦で初登板初勝利を挙げたまでは良かった。しかし、4月7日の広島戦で4回5安打4失点。初黒星を喫すると、原監督は「こういう(大差の)ゲーム展開になる確率のウンと高い投球だった」と容赦なかった。さるチーム関係者がこう言う。

「オープン戦では悠々150キロ台が出ていたのに、開幕後はほとんど140キロ台そこそこ。原監督は『普通は(状態が)上がってこないといけないのに下がっている』と二軍調整を命じた。これは桑田投手チーフらコーチ陣に向けられた言葉でもある。堀田は将来のエース候補。二軍の首脳陣も含めて『コンディションを戻してこい』という意味だったのに、前回4月21日も4回4失点。3試合連続で打ち込まれたことになるから、いつまた原監督の怒りが爆発するか。コーチ陣は戦々恐々です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  5. 5

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  1. 6

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 7

    テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

  3. 8

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 9

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」