巨人・中田翔は満身創痍…2戦連発→3タコでやはり遠のく「真の復活」

公開日: 更新日:

日本ハム時代はほとんどしていなかったが、巨人では凡打の際も、一塁まで全力疾走する必要がある。出塁すれば、味方の長打に一塁から本塁まで突っ込まされて憤死するなど、古巣の時より容赦なく動かされている。体重を20キロ増量して112キロで臨んでいるだけに、首の他にも以前から状態の悪い腰、体重の負担がかかる膝もアイシングをしたり、治療をしながら試合に臨んでいるようです。すでに下半身は悲鳴をあげている状態で、ファーム関係者は打撃より、そこを心配しています」

 今季はオープン戦で好調を維持して「5番・1塁」で開幕スタメンを勝ち取ったものの、そこから打率2割前後の低空飛行。開幕15試合目でスタメンを外れた。昨年8月に日本ハムから移籍した際も、初スタメンの試合でいきなり本塁打の鮮烈デビューを飾ったものの、その12試合後には原監督に見限られ、スタメン落ちとなっている。最初は良くても次第に失速していく。これが巨人にきてからの中田だ。

「パ・リーグ出身だけに、交流戦用の中田の生きた情報はチーム内でアテにされている」(同前)とはいうが、24日から6月12日まで行われるセ・パ交流戦まで体は持つのか、一軍に残れるのか。本塁打連発の裏でそれが焦点になりそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動