ドラフト大成功はオリックス、最も残念だった球団は…“流しのブルペン捕手”が徹底採点

公開日: 更新日:

 20日に行われたドラフト会議。事前に9球団が1位を公言する異例の展開となった中、アマ球界に詳しいスポーツライターの安倍昌彦氏に12球団で最も成功した球団、最も残念な結果に終わった球団を挙げてもらった。

 ◇  ◇  ◇

 最もうまくいったのはオリックスでしょう。

■田嶋、村上、由伸

 1位の曽谷龍平投手(21=白鴎大)は田嶋大樹をもう一人獲得したようなもの。2位の内藤鵬内野手(18=日本航空石川)は「右打ちの村上宗隆」と言っていいくらいの逸材です。

 3位以下も粒揃い。3位の斎藤響介投手(17=盛岡中央)は細身ながら最速152キロの快速球を誇り、山本由伸を彷彿とさせる。4位の杉沢龍(22=東北福祉大)はシブとい打撃ができるリードオフマン候補。5位の日高暖己(18=富島)も球に角度があって芯が強く、楽天岸孝之のような本格派右腕です。

 上位指名選手に絞って解説します。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗