大谷翔平は各賞争いでジャッジに3連敗…選手会MVPとリーグ最優秀野手でも落選

公開日: 更新日:

 大リーグ選手会(MLBPA)主催の各賞受賞者が日本時間5日に発表され、年間最優秀選手、ア・リーグ最優秀野手の最終候補に残っていたエンゼルス・大谷翔平(28)は、いずれもヤンキースのアーロン・ジャッジに敗れて栄誉を逃した。これで米専門誌2誌による表彰と合わせてライバルのジャッジに3連敗である。

 選手会表彰は各賞とも、選手間投票によって決まる。一昔前まではレギュラーシーズンで実際に対戦して印象に残った選手に投票する傾向があったといわれるが、近年ではそれが様変わりしているという。

 ここ数年は現役選手が、スマートフォンやタブレットで他球団の選手のデータを閲覧するのは当たり前になった。全米野球記者協会(BBWAA)会員がMVP投票などで重視する選手の貢献度を示すWARを参考にするなど、他の選手の力量を数値で把握する選手も少なくないそうだ。

 大半の選手が日頃から「ファングラフス」などの野球データサイトをチェックしており、同サイトには投打ともあらゆる統計データが豊富なため「俺はファングラフスの信奉者だ」と公言する選手もいる。

 今季のWARはジャッジの11.4に対し、大谷は投打合わせて9.4。選手間投票は印象度ではなく、データに基づいた選考というのだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ