侍J宇田川優希150キロ超連発! 出色の奪三振率でWBCでもシンデレラボーイになる

公開日: 更新日:

 オリックスの中嶋監督から痛烈なダメ出しを受けたのがウソのようだ。

 日本代表の宇田川優希(24)が2日、中日相手に行った実戦形式の打撃練習に登板。150キロ超を連発し、2回を1安打無失点、3奪三振と圧巻の投球を見せた。

【写真】この記事の関連写真を見る(20枚)

 日本代表に合流前は、オリックスのキャンプでWBC球に悪戦苦闘。体重オーバーも問題視した中嶋監督から、「調整不足。今のままじゃ、使い物にならないんじゃないですか。(日本代表の)自覚があるのか、ないのか。甘い」と特大のカミナリを落とされた。

「もともと、引っ込み思案で気持ちが前に出ないタイプ。中嶋監督流のショック療法でしたが、見ていて心配になるほどへこんでいました」(チーム関係者)

 日本代表の宮崎合宿でも当初は、投手陣の輪の端で小さくなっていた。それが、ダルビッシュらの配慮で侍投手陣のムードメーカー的存在に。先月25日のソフトバンクとの壮行試合では、七回2死一、三塁のピンチで登板すると、2番の正木を空振り三振。続く八回も打者3人で斬って取り、代表投手陣内での序列を確実に上げている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情