侍J宇田川優希150キロ超連発! 出色の奪三振率でWBCでもシンデレラボーイになる

公開日: 更新日:

 オリックスの中嶋監督から痛烈なダメ出しを受けたのがウソのようだ。

 日本代表の宇田川優希(24)が2日、中日相手に行った実戦形式の打撃練習に登板。150キロ超を連発し、2回を1安打無失点、3奪三振と圧巻の投球を見せた。

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 日本代表に合流前は、オリックスのキャンプでWBC球に悪戦苦闘。体重オーバーも問題視した中嶋監督から、「調整不足。今のままじゃ、使い物にならないんじゃないですか。(日本代表の)自覚があるのか、ないのか。甘い」と特大のカミナリを落とされた。

「もともと、引っ込み思案で気持ちが前に出ないタイプ。中嶋監督流のショック療法でしたが、見ていて心配になるほどへこんでいました」(チーム関係者)

 日本代表の宮崎合宿でも当初は、投手陣の輪の端で小さくなっていた。それが、ダルビッシュらの配慮で侍投手陣のムードメーカー的存在に。先月25日のソフトバンクとの壮行試合では、七回2死一、三塁のピンチで登板すると、2番の正木を空振り三振。続く八回も打者3人で斬って取り、代表投手陣内での序列を確実に上げている。

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