二軍で絶好調の秋広は昇格後2戦連続起用なし…原監督は巨人コーチ陣も機能不全に陥れる

公開日: 更新日:

「なぜ秋広を使わないのでしょうか」

 通算17年目となる原辰徳監督(64)の下で、巨人のコーチを務めた経験のある球界関係者がこう首を捻る。

 二軍で打率.341、1本塁打、8打点と打撃好調で、18日に今季一軍初昇格を果たした秋広優人(20)。それなのに、原監督が2試合とも起用しなかったのだ。

 18日のDeNA戦で完封負けを喫した際、原監督は「やっぱりもっと打たないと」打線をやり玉に挙げた。DeNA(大洋)相手に3戦連続完封負けを喫するのは、63年ぶりの屈辱だった。

 18日の外野陣は、右翼に丸、中堅にオコエ、左翼にウォーカー。昨19日は右翼に丸、中堅にブリンソン、左翼にオコエが入った。秋広を使うなら、この日の試合前まで打率.145だった丸のところでも、ウォーカーのところでも、あるいはこの日、先発出場したブリンソンのところでも良かったはずだ。

■強く進言すべきデーブはどうした?

 前出の元コーチがこう証言する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い