二軍で絶好調の秋広は昇格後2戦連続起用なし…原監督は巨人コーチ陣も機能不全に陥れる

公開日: 更新日:

「原監督は怒る前に秋広を使って欲しかった。私の経験上、最初のコーチ案で秋広はスタメンに入っていた可能性が高い。阿部(慎之助兼バッテリーコーチ=44)ヘッドは二軍監督時代、新人だった秋広を手塩にかけて育成している。ただ、チームが最下位に沈んでいることもあって、どうしても勝ちたい原監督が、2試合連続でスタメンから外した坂本と一緒に、主力の丸までは外せないと、秋広のスタメン案を見送った可能性があります」

 二軍で結果を出している旬の選手にベンチを温めさせて何になるのか。

巨人は何人かの担当コーチがスタメンや打順を考えて、原監督が『これでいこう』と採用する方式を取っています。これまでは、二軍で調子のいい秋広のような若手が昇格してきたら『即スタメン』が鉄則だったのに、一体どうしちゃったのか。今はコーチ陣が全然機能していないように見える。特にデーブ(大久保博元打撃チーフ=56)コーチです。秋広がファームで4安打をマークするなど打ちまくっていて、いかに今の一軍に必要か、原監督に強く進言しないといけない立場。ただ、コーチに呼んでもらった恩義があるだけに、原監督には意見できないのかもしれませんが……」(前出の元コーチ)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり