大谷翔平リアル二刀流初のHR2発も…三冠王を阻むア打撃上位キューバ4人衆の不気味

公開日: 更新日:

 大谷翔平(28)がキューバのパワーヒッターたちに包囲され始めた。

 日本時間28日のホワイトソックス戦で27、28号を放ち、本塁打、打点(62)の2冠をキープしたものの、前日の試合でホ軍のルイス・ロベルト外野手(25)は22号本塁打。大谷とは6本差とはいえ、リーグ2位につけている。

 このロベルトを筆頭に今季のア・リーグ打撃部門上位にはキューバ出身選手が名を連ねている。レンジャーズのアドリス・ガルシア外野手(30)はリーグ4位の19本塁打、同2位の63打点をマーク。レイズのヤンディ・ディアス内野手(31)は打率.3152で同2位だ。2021年の新人王で同じレイズのランディ・アロザレーナ外野手兼DH(28=打率.289、14本塁打、54打点)も含めて今季のア・リーグの打撃タイトルはキューバ勢が上位をうかがう勢いなのだ。

 近年のキューバ出身選手の出世頭はホワイトソックス時代にMVP(20年)、打点王2回(19、20年)のホセ・アブレイユ内野手(36=現アストロズ)。長打力と勝負強さを兼ね備えたスラッガーとして一時代を築いた。

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