年俸2000万円の日本ハム万波がパ本塁打首位の痛快!ランキングには億超え打者ズラリ

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 値千金の打球が那覇の夜空に放物線を描いた。

 昨27日、日本ハム万波中正(23)が1点ビハインドの七回に逆転2ラン。体勢を崩されながら放った打球は高々と舞い上がり、左翼席後方に張られた防球ネットの支柱を直撃する特大弾となった。

 これでリーグトップの14号。自身初となる本塁打のタイトルを手にすれば、2021年の杉本(オリックス)に続く「格安ホームラン王」になる。

 万波の年俸は2000万円。杉本がタイトルを手にした時の年俸は1400万円だった。“史上最安値”とはならないまでも、本塁打王争いをしている他の選手に比べたらベラボーに安いのは確かだ。

 パの本塁打ランキング2位で12本の森(オリックス)は3年総額18億円。3位タイ11本の柳田(ソフトバンク)は7年40億円、同11本の浅村(楽天)は5年総額20億円、5位10本の近藤(ソフトバンク)は7年総額50億円。目のくらむような大金を手にする選手たちを2000万円の万波が抑えて頂点に立つならば、痛快極まるというものだ。

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