日本ハム育成右腕・福島蓮は身長190cmの秘密兵器 憧れの選手は「オリックスの宇田川さん」

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 開幕直後のトンネルを抜け、パの4位につけている日本ハム。今後、上位をうかがうための秘密兵器ともいうべき右腕が、2021年育成ドラフト1位の福島蓮(20)だ。190センチの長身を武器に、ここまで二軍戦10試合(5先発)で2勝0敗、防御率2.22と安定した成績を残している。

 青森の八戸西出身。21世紀枠で春のセンバツに出場経験があるとはいえ、高校時代は無名だった。

 それでいて高校時代から逸材と評判だった達(ドラフト1位・天理)や畔柳(ドラフト5位・中京大中京)ら同期の中で頭ひとつ抜けた存在になりつつある。

■体重は15キロ増、球速は7キロアップの151キロ

「一軍のローテは埋まっているし、若手は二軍でしっかりと体づくりをしてからウエ(一軍)に上げる方針に変わりつつあるけど、今後、谷間とか連戦が続けば支配下枠に入れてデビューさせる可能性はある」とは日本ハムOBだ。入団前は65キロだった体重は77キロに増え、今年は80キロに。ストレートの最速は144キロから151キロにアップしたと、福島本人はこう言った。

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