健大高崎(群馬)青柳博文監督「野球部の年間予算が1億円? わはははは…」

公開日: 更新日:

 あす(7日)の大会初日は今センバツで優勝した健大高崎(群馬)が登場する。かつて走塁を重視する「機動破壊」で一世を風靡し、ついに紫紺の優勝旗を手にした。専用グラウンドや選手寮、室内練習場など様々な設備にも恵まれ、他校からは「あれだけの設備があれば優勝するのも当然」といった声も聞かれる。指揮を執る青柳博文監督(52)を直撃した。

  ◇  ◇  ◇

 ーー2015年に監督は、「高校野球は流行り廃りがある。10年単位で野球が変わる」と話していましたが、今の高校野球をどう感じていますか。

「昔、ウチがやっていたような細かな野球、小技や偽装プレー、ギャンブル的な仕掛けなどはどの学校も対策を取ってきて、通用しなくなっていますね。今は力のあるチームじゃなきゃ勝てない」

 ーー力とは打力のことですか?

「(今春から)バットが変わったことが大きいですね。あのバットは力、つまりパワーがないと打球が飛ばない。技術だけでは無理なんです。だから打力のあるチームとないチームの差が激しくなってきた。しっかり身体作りをしないと、バットに振り回されてしまう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々