早実「満員スタンド」味方に期待できる“甲子園8強以上”…打力は昨夏Vの慶応以上

公開日: 更新日:

「いろんなものを背負いながら大阪に行って、もっともっと強いチームになってもらえるんじゃないかなと期待している」 早実・和泉実監督(62)は試合後、目に涙を浮かべながらこう言った。

 昨28日の西東京大会決勝で、早実が昨夏王者の日大三と対戦。9-9の九回無死満塁から内園光太(3年)が左前へサヨナラ打を放ち、2015年以来30度目の夏出場を決めた。

 初戦の3回戦から6、8、6、14、14、10得点。準々決勝の国学院久我山戦は最大9点差を追い付かれるも14-13で振り切った。1試合平均9.7点の猛打で西東京を勝ち上がった。早実野球部OBがこう言う。

「早実で最も大事にしているのは『自主性』です。U15の日本代表や全国トップクラスの野球の実績を持つ中学生が『G選』という推薦入試で入ってくるので、投手も打者も基本的にはいじらないという原則があります。和泉監督も打者は指導しているし、伝統的にバットをよく振るので打者は伸びる。ただ、投手に関しては昔から専門的な人が教えていない。ハンカチ王子の斎藤佑樹も勝手に伸びたというのが野球部の認識ですから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か