引退のソフトB和田毅が吐露していた「加齢」「怪我」「覚悟」と「意外な不安」

公開日: 更新日:

 昨季の平均球速142.6キロは日本球界復帰後の自己最速。そう水を向けた本紙記者に、「でも、MAXは(前年の149キロから2キロ減の147キロに)下がっている」と、こう続けた。

「球速は大事ですよ。自分にそれだけの能力があるという数値なので。そのつもりで日々練習に取り組まないと、すぐに能力値は落ちる」

 今季、直球の平均球速は142.5キロ。昨季から0.1キロ減で、最速もさらに1キロ落ちた146キロ。もともと「速球派」ではない和田でも、年々下がる球速に思うところはあったのだ。

「37歳で左肩を故障してからは、『次に投げる1球で体がぶっ壊れるかもしれない。自分はいつ終わってもおかしくはないんだ』という覚悟で投げています」とも語っていた和田。通算165勝左腕が静かにグラブをおく。

  ◇  ◇  ◇

 和田と言えばストイックすぎるほどの練習量で有名だが、元広報が見た「走りまくりの現役生活」とは、いったいどのようなものなのか。メジャー挑戦を経て、なぜ「やってきたことは間違いじゃなかった」と漏らしたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった