3年502試合フル観戦!大谷フリーク芸人・ミニタニ氏の過酷すぎる全米縦断全公開

公開日: 更新日:

ドジャース移籍で観戦費用が激増も…

 心身の負担に加え、活動費用もバカにならない。年間の出費は、大谷がエンゼルスに所属していた頃は約250万円だったが、ドジャースに移籍した昨季は約450万円に跳ね上がった。

 大きな要因は2つある。まず、ドジャースのシーズンチケットがエンゼルスの約4倍の価格であること。さらに、ポストシーズンの観戦費用が加わったことだ。

「特にワールドシリーズのニューヨークでのビジター戦チケットは、立ち見でさえ約17万円。それが3試合分ですからね」

 とはいえ、悪い話ばかりではない。

 実は、もともとミニタニ氏にとってドジャースは、初めてメジャー観戦をした球団であり、特別な愛着がある。さらに、エンゼルスと同じロサンゼルスが拠点のため、移動の負担が少なく、金銭面以外のデメリットはほとんどない。むしろ、全米屈指の強豪チームに移籍したことで、大谷のメディア露出が増え、その恩恵を受けるようになった。

「ドジャースで良かったですよ。一時期、大谷選手の移籍先にブルージェイズ説が流れた時期は、本気でカナダ移住を考えましたから(笑)。昨季の大谷選手の活躍とチームの躍進のおかげで、僕の『TERIYAKI TIMES』の登録者数や再生回数も跳ね上がり、活動費は十分ペイできるようになりました。さらに、日本のテレビ番組からの出演オファーも昨年だけで約80本。大谷選手の影響力のすごさを改めて実感しています。歴史的な瞬間を次々と作り出していて、その影響が自分にも及んでいるのですからね」

 活動の中で最も大切にしているのが「現地ならではのリアルを届けること」だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ