3年502試合フル観戦!大谷フリーク芸人・ミニタニ氏の過酷すぎる全米縦断全公開

公開日: 更新日:

現地で大谷のリアルな評価は?

「現地のナマの声や、ファンのありのままの反応をそのまま日本の皆さんに届けたい。特に『大谷選手は実際、どう評価されているのか』と気になる方は多いはずです。でも、時間や金銭的な制約があり、誰もが簡単に現地の様子を知れるわけではありません。だからこそ、僕の活動にも意味がある。大谷選手やメジャーリーグ、アメリカの魅力を発信し、大谷選手とは違う方向から日本を盛り上げていきたいと思っています」

 現地でのリアルな大谷の評価とは、どのようなものなのか。

「間違いなくスーパースターです。ロス市街を歩けば、いたるところに大谷選手の巨大な壁画があり、昨年、市は5月17日を『大谷翔平の日』に制定しました。もはや街のシンボルと言っても過言ではありません。今では野球ファンに限らず、極端に言えば全米の半分以上が大谷選手の名前を知っていると思います。現地のファンは口をそろえて『Once-in-a-lifetime player(唯一無二の、一生に一度しか見られないスーパースター)』と言っています。ビジター戦でも、大谷選手をひと目見ようとするファンが殺到する。地元チームを応援しに来たはずのファンまでもが、大谷選手の打席を食い入るように見つめています。僕の肌感覚ですが、三振しただけで球場全体がどよめく選手なんて、大谷選手くらいでしょう。それほど観客の心をつかんでいる。最近では『ベーブ・ルースと比べて……』という議論もなくなりました。それだけ突き抜けた存在になっているんです」

 大谷と同様に、ミニタニ氏自身の知名度も日に日に増している。しかし、タレントとして大谷に接触するつもりはなく、あえて距離を置いているという。

「試合のプレーをしっかり見ているので、それ以上の接触は不要だと考えています。サインをもらうことがあっても、あくまで僕個人としての行動です。もちろん、『挨拶した方がいいのかな……』と悩むこともありますが、僕から積極的に近づいて“キモい”と思われても嫌ですし(笑)。何より、大谷選手に余計な手間や迷惑をかけたくありません。でも、いつの日か、大谷選手の方から『ミニタニに会ってみたい』と思ってもらえるといいですね。彼に話しかけてもらえるくらい、もっと影響力を持てるようになりたいんです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘