ドジャース大谷「リアル二刀流」完全復活の切り札は最大落差193センチ、球速差52キロの“あの魔球”
メジャー移籍後は、スローカーブで相手打者のバットに空を切らせることもあり、魔球として警戒するチームは少なくないという。
エンゼルス時代にバッテリーを組んだマックス・スタッシー(現ジャイアンツ傘下3Aサクラメント)は大谷のカーブについて「114キロから130キロと球速差があり、落差も投げるたびに変わるので、相手は2種類のカーブがあると幻惑させられているのではないか。カーブが決まった時はリードは楽だったよ」と話している。
まずは前半戦の登板でカーブを試投すれば、各球団のスコアラーに伝わり、持ち球として印象付けることができる。
これまで同様、使う機会を限定すれば、落差と球速差が大きい魔球は伝家の宝刀として強打者達をきりきり舞させそうだ。
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大谷がリスクを承知で身を削りながら投手復帰を推し進めたことで、佐々木朗希の立場はすっかりなくなっている。チーム内での「不純物認定」は、もはや時間の問題なのかもしれない。いったいどういうことか。いま、佐々木は周囲からどう見られているのか。その「苦しい現状」とは。
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