日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに
複数のスポーツ紙によれば、巨人が国内FA権行使を表明した日本ハムの松本剛(32)を獲得調査するという。
松本は2022年に打率.347で首位打者に輝いたが、今季は66試合の出場で同.188、0本塁打、7打点に終わった。11日には、「ファイターズからはありがたい提示をしていただき、感謝しています。ただ、自分に対する他球団の評価を聞いてみたく、この決断に至りました」と話した。
今季の年俸は1億1000万円。金銭もしくは人的補償が必要なBランクとみられるが、さる巨人OBがこう言った。
「プロテクト漏れした若手を取られるリスクがあっても、巨人は松本を欲しいのでしょう。ここ10年でFAで獲得した外野手は陽岱鋼、丸佳浩、梶谷隆幸の3人。5年契約の丸は巨人7年目の今季もレギュラーとしてプレーした一方、同じ5年契約で獲得した陽は、在籍5年間で一度も規定打席に到達できなかった。最終年の5年目はわずか7試合出場で同年オフに自ら退団。4年契約の梶谷は、1年目から骨折や腰痛を発症。腰椎椎間板ヘルニアや左膝半月板の手術の影響で育成契約になるなど、最後まで満足にプレーすることができず、契約満了と同時に引退した。松本が入団すれば、今季は固定できなかった中堅のポジションは決まり。広島で2年連続MVPを獲得して加入した『丸のような活躍』『丸の後釜』としての期待がかかります」


















