巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒げる
侍ジャパンは5日、15、16日に行われる韓国との強化試合のメンバーに選出されていた日本ハム・伊藤が、コンディション不良のため出場を辞退すると発表した。3日にはロッテ・種市、阪神・及川、ソフトバンク・牧原が辞退。来年3月のWBCに向け、今回の強化試合は選手選考を兼ねた重要な位置付けになるにもかかわらず、辞退者が続出する形となっている。
そんなメンバーの中で、元気なのが巨人の主砲・岡本和真(29)である。この日は川崎市のジャイアンツ球場でノックや打撃練習で汗を流した。シーズン終了後も休む間もなく精力的に調整。家庭の事情により、6日の宮崎合宿初日には参加しない見込みだが、12日の打ち上げまでには合流し、韓国戦には出場予定となっている。侍ジャパン井端監督は「そういった中でも来ていただけるのは非常にありがたい。当然、けがには十分気を付けてやっていかないといけない」と話している。
岡本は球団からポスティングによるメジャー移籍を認められた。MLB公式サイトは現地時間2日、今オフのFA選手ベスト30を特集。日本人選手最上位は7位のヤクルト・村上で、西武・今井は13位、岡本は22位だった。
米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」によれば、25歳の村上は「8年約243億5000万円」来年30歳を迎える岡本は「4年約120億6000万円」の契約になると予想している。さる球界関係者がこう言った。
「岡本は韓国との2試合で国際試合での強さをアピールし、市場価値を総額150億円まで持っていきたいところでしょう。本塁打王2度、打点王1度、三塁で2度、一塁で1度ゴールデングラブ賞を受賞。少なくとも守備力は村上より上です。25歳とまだ若く、22年に三冠王を獲得した同ポジションのライバルとはいえ、100億円以上の差はないと自負していますから」
メジャーへの最後のアピールの場になるだけに、張り切っているというのだが……。
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韓国戦はおろか、本番のWBCでも日本人メジャーリーガーの参加率は限りなく低いかもしれない。パドレス・ダルビッシュは右肘手術のため、出場絶望。ドジャース大谷&山本も参加が不透明だそうで…。いったいどういうことか。他はどうなのか。いま、何が起きているのか。
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