「デッドライン・トレード」が如実に物語る編成責任者の通信簿
昨年は大きな動きを見せなかったが、レイズから獲得した守備力の高い3Aの捕手ロートベットが、シーズン終盤からポストシーズンの前半にかけて正捕手ウィル・スミスが故障欠場した際、その代役となって好リードと堅守で投手陣の守り神となり、ワールドシリーズ連覇の陰のヒーローになった。
マリナーズの編成トップのディポート編成本部長は昨年のトレード期限前に複数のマイナーの投手を放出して本塁打を量産するE・スアレスとJ・ネイラーを獲得。得点力をアップさせてポストシーズン進出を果たした。22年には、7月末にB級の有望株3人をレッズに放出してエース格のL・カスティーヨを獲得。21年ぶりのポストシーズン進出を実現した。
デッドライン・トレードが下手なGMの代表格は、先月下旬に解雇されたエンゼルスのミナシアン前GMだ。
特に批判されたのは23年のデッドライン・トレードで、その年は7月末までポストシーズン進出の望みがあったため、同GMはマイナーの有望株を次々に放出して、盛りの過ぎたベテランを次々に獲得。それがチーム力を低下させる要因になった。


















