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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

現役最年長は売春で逮捕歴…大リーグ審判は“異色の経歴”を持つ者がいる

公開日: 更新日:

 大リーグの審判には異色の経歴を持つ者が数人いる。

 昨年、審判協会の会長に就任したダン・ベリーノ審判は弁護士資格、法学博士号、経営学修士号の3つを併せ持つインテリ。大学院を出た後、法律事務所で勤務した経験がある。

 審判業界に転身したのは法科大学院在籍中に書いた審判団の労使紛争をテーマにした研究論文が、審判たちの目に留まり熱心な勧誘を受けたからだ。46歳でトップに選出されたのは、審判たちの間で、ピッチクロックやABS(自動判定システム)の導入で審判受難の時代を迎え、「我々にも、法律を武器にMLBと渡り合えるリーダーが必要」という声が強くなったからだ。

 今年2月に70歳で引退を発表したフィル・カージ審判は一度、メジャーリーグ審判になることに挑戦して失敗。6年間のブランクを経て、再挑戦して44歳でメジャーリーグ審判になる夢をかなえた不屈の男だ。

 再挑戦する気になったのは、あと一息でメジャーリーグ審判になれるところまで行ったのに、ストライクゾーンが一定しないことがネックになってクビを宣告されたからだ。

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