澤村拓一に完敗「もう山﨑武司としての商品価値なんてない」 引退覚悟で球団代表に相談すると…
2012年、中日はCS(クライマックスシリーズ)ファイナルステージでリーグ優勝した巨人に3連勝。10月20日、下克上に王手をかけた第4戦、2点を追う六回2死満塁の絶好機に代打として起用された。
しかし、澤村拓一の直球にまったくタイミングが合わず、内角高めの直球を空振り三振。勝負にならないことがショックだった。「俺も終わったな……」と悟った瞬間だった。
チームはそこからまさかの3連敗。日本シリーズ進出を逃した。
「もう辞めないといかんな。あそこで打てんようなら、山﨑武司としての商品価値なんてない」
そう思い、球団代表の井手峻さんに連絡した。
「井手さん、俺どうしたらいいですか」
引退を覚悟してはいたものの、迷いもあった。助けを求めるように言うと、井手さんはこう答えた。
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