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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

長期金利3%へ上昇と騒ぐが…「金利と経済」と高血圧の共通項

公開日: 更新日:

「このゴミ箱、痛すぎる」

 こともあろうに部屋のなかで転倒してしまった。

 原因は高血圧の薬だ。普段は150ぐらいの血圧が、風邪で120まで下がっていたのに普段通り薬を飲んだため、90まで急降下して立ちくらみを起こしたのである。

 私たちシニア世代は病気が怖くて、つい薬やサプリを飲みすぎたり健康食品に飛びついたりしがちだ。

 だが数字ばかりを気にして無理に血圧を下げすぎると、頭に血が巡らなくなってしまう。私にとっては少し高めの血圧の方が、シャキッとして調子がいい。

 これ、実は私たちの預貯金や年金の価値を守るうえで大切な「金利と経済」の話と全く同じなのである。

 いまマスコミは「長期金利が3%まで上がって、日本は財政破綻する!」と大騒ぎしている。

 だが長年「血圧90」の低血圧でフラフラだった日本経済が、ようやく「血圧130」の元気に動ける状態に戻ったと思えば、何も怖がる必要はない。

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