星野仙一監督の“太っ腹伝説” 「お小遣いもらいに来ました!」と訪ねたら…
その打ち上げからしばらく経ち、東京ドームの試合の取材で、久しぶりに星野さんに再会しました。星野さんはその日、テレビ解説をされていました。打ち上げで同席していた今中(慎二=解説者)に、「あの時の“分け前”、もらいに行こうぜ」と誘って、星野さんがいる控室に挨拶に向かいました。
「カントク! お小遣いもらいに来ました!」
ドアを開けて開口一番、ボクは星野さんにこう声をかけました。
「おう、そうやったな! 持ってけ!」
星野さんは、さも当たり前のようにスタッフに金額を指示。額に汗をかいたスタッフから、ボクと今中は“分け前”を手渡されました。
「あざーっす!」と、ボクらは深々と90度に敬礼しました。ホントに太っ腹な人や、と感心したものです。
楽天の監督になられてからも、球場に行くとよく話をするというか、ムチャをしてます。
「カントクゥ~」と言いながら、星野さんのベルトをクイクイ引っ張ったりなんかして……。野球のことも「もっとビシビシやってくださいよ!」と意見もしますよ。「今はこういう元気のあるやつが必要なんや」なんて可愛がっていただいてます。


















