「デビル・イン・ヘブン」河合莞爾著

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 吉祥寺の繁華街で男が転落死。被害者は、3年前に東京湾の埋め立て地・聖洲に誕生したカジノに入り浸りで、借金を抱えていた。刑事の諏訪は、現場に落ちていた黒い天使の柄のトランプのカードが気にかかる。

 直後に聖洲署に異動した諏訪は、元同僚の田沢に歓迎会の名目でカジノの関連会社がつくる組織「聖安会」の幹部らと引き合わせられる。彼らの話では、聖洲の治安維持は警察ではなく、聖安会が設立した民間警備会社によって保たれているという。諏訪は、田沢ら聖洲署の署員と聖安会の関係を疑う。数日後、田沢が変死。表沙汰にはなっていないが聖洲署員の変死が続いていると知った諏訪は、独自に田沢の死を調べ始める。

 近未来の東京を舞台にした警察ミステリー。(祥伝社 850円+税)

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