• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「キリスト教は『宗教』ではない」竹下節子著

 世界史をひもときながら、キリスト教の本質を解説したテキスト。

 最初のキリスト信徒の共同体は、キリスト教を信じる人たちではなく、イエス・キリストを信じ、彼によってもたらされる「福音」を信じる人たちだった。やがて4世紀にキリスト教として公認され、ローマ帝国の国教となるが、時代とともに古くなり消滅する可能性もあった。しかし、キリスト教の原点にあった人間中心主義や個人の自由を共同体の規範に優先する原則、平等主義などが、「欧米的価値観」へと育っていったという。「イズム(生き方マニュアル)」としてのキリスト教が、現代世界の深刻な諸問題の解決に寄与するかどうかまで考察。新たな視点で人類の歴史を捉えるおすすめ本。

(中央公論新社 800円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  2. 2

    英紙も警告 2020年の東京五輪は“殺人オリンピック”になる

  3. 3

    豪雨初動遅れも反省なし…安倍政権が強弁するウソと言い訳

  4. 4

    否定会見で墓穴 古屋圭司議員の“裏金”疑惑ますます深まる

  5. 5

    ZOZO社長とW杯決勝観戦 剛力彩芽“はじけっぷり”に心配の声

  6. 6

    検察は動くか アベトモ古屋議員に裏金疑惑が浮上 

  7. 7

    主砲にも日本語でタメ口 エンゼルス大谷「英語力」の謎

  8. 8

    “苦戦の戦犯”は金本監督 阪神の凡ミス多発は意識の低さ

  9. 9

    助っ人はベンチに 阪神・金本監督はロサリオが嫌いなのか

  10. 10

    9月の過密日程より心配 阪神が抱える“ロサリオ・大山問題”

もっと見る