「振仮名の歴史」今野真二著

公開日: 更新日:

 普段、何げなく読んでいる振(ふり)仮名の知られざる面白さを伝えるテキスト。

 まずは「合図」に「サイン」、「匂艶」に「にじいろ」と振仮名を添えるサザンオールスターズの歌詞をはじめ、現代小説やコミックスなどを取り上げ、さまざまな役目を担う現代の振仮名の活躍ぶりを紹介。漢字・平仮名・片仮名・アルファベットといった複数の文字を使って日本語を書くことが振仮名と深く関わっているという。その上で、日本書紀につけられた振仮名を例に、「中国語を日本語として読む」ことが振仮名発生の契機であったことを紹介。

 以後、明治時代までのさまざまな文章を読み解き、その歴史を俯瞰(ふかん)しながら、当初は「読み」として発生した振仮名が次第に「表現」として使われるようになった過程を追う。

(岩波書店 1040円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  2. 2

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  3. 3

    ヘタクソ女子プロはすぐバレる!ツアー史上最短「98ヤード」の15番のカラクリ

  4. 4

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 5

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    SixTONESが日テレ「24時間テレビ」出演発表で次に“熱愛”が撮られるメンバーとファンが喜べない事情

  3. 8

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 9

    小結高安を怒らせた? 横綱豊昇龍が初日黒星でいきなりアクシデント→休場の自業自得

  5. 10

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった