堂場瞬一
著者のコラム一覧
堂場瞬一作家

1963年、茨城県生まれ。2000年「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。警察小説、スポーツ小説などさまざまな題材の小説を発表している。著書に「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「焦土の刑事」「動乱の刑事」「沃野の刑事」など多数。2021年、作家デビュー20周年を迎え、出版社を横断したプロジェクトが進行中。

<19>不動産屋というのはそんなに儲かるのか

公開日: 更新日:
イラスト・宮坂猛

 参ったな……目の前で真子が倒れた時の様子が、高峰の脳裏に焼きついたままだった。職業柄、悲嘆に暮れる被害者の関係者を何十人も見てきたが、倒れられたのは初めてだった。半同棲の内縁関係といっても、実質的にはやはり夫婦と同じなのだろう。一番身近な相手の死を突然知らされるショックは、簡単…

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