「人を、殺してみたかった名古屋大学女子学生・殺人事件の真相」一橋文哉著

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 世間を震撼させた殺人事件の犯人の心の闇に迫るノンフィクション。

 昨年末、名古屋大学理学部に通う19歳のマリー(仮名)は、アパートの自室で知人を殺害。77歳の被害者は、数カ月前に宗教の勧誘をきっかけに知り合ったばかりだった。約50日後に逮捕されたマリーは、小学生のころから殺人願望を抱き、殺す相手は誰でもよかったと供述。凶器の手おのもいつか来るその日のために中学時代に用意したものだと話す。少女時代から薬品を集め、「宮城(出身地)のサカキバラ」になると連続殺人犯をあがめていた彼女の殺人願望は、高校時代、同級生に劇薬を飲ませるまでエスカレートしていく。関係者を取材、その人格形成の背景をたどる。

(KADOKAWA 1500円+税)

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