「リトル・グリーンメン」クリストファー・バックリー著 青木純子訳

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 テレビ司会者のバニオンは、ゲストに招いた大物政治家を番組でやり込め、人気を博している。現役大統領も容赦しない。バニオンに建設中の宇宙ステーションの件で追及された大統領はうまく答えられない。

 同じころ、近くのビルの一室でスクラブスは任務に就いていた。彼が所属する政府の秘密機関「MJ―12」は、宇宙予算拡大のため納税者にUFOや宇宙人の存在を信じさせる活動を行っている。活動は年々エスカレートして、最近では一般人をターゲットにして宇宙人による「拉致体験」を味わってもらっている。さらなる効果を狙ったスクラブスは、バニオンをゴルフ場で拉致。彼はすっかり宇宙人の存在を信じるが……。

 大統領のスピーチライターだった著者が政治の裏を風刺する痛快長編。

(東京創元社 1496円)

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