仕事優先した野口五郎 2度の煮え切らない恋愛スキャンダル

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<1979年2月>

 西城秀樹、郷ひろみとともに新ご三家と呼ばれた野口五郎ピンク・レディーのケイこと増田恵子と婚約騒動が起きたのは1979年2月のこと。

 2月15日、新聞、週刊誌が一斉に野口(当時22)とケイ(当時21)の取材を開始した。引き金は女性誌が5万部を増刷するというニュース。かねて野口の交際を追っていた同誌の増刷、それが臆測を呼び、ホテルでの密会写真を撮られ、婚約間近といったウワサが飛び交った。

 共演する「ザ・ベストテン」(TBS)のスタジオ前に100人ほどの報道陣が詰め掛けた。だが、情報は週刊誌の増刷情報だけ。確信を持てない記者たちがひそひそと情報交換する状態。取材目的が判然としないままスタジオ入りする2人にフラッシュがたかれて異様な雰囲気になった。

 番組終了後、2人は裏口から脱出したが、これで騒ぎが拡大。翌日の新聞の報道を受け、2人はそれぞれ釈明会見を開いた。野口は「歌手仲間の友だち」、ケイも「仕事の話とか電話で相談にのってもらうだけ」と“友だち”を強調。騒動について「本命を隠すための当て馬説」まで飛び出す中、野口は取材で「好きな人ができたら、ちゃんと言うようにします」とコメントした。

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