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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

都知事選を盛り立てた“石田純一騒動”とは何だったのか?

公開日: 更新日:

「タレント・女優」など2つの肩書を持つ芸能人が少なくない。芸能界に入った時は1つだったのが、いつの間にか2つになっている。最初の肩書が本来の仕事で次が新たに加わった肩書。2つ以上の肩書を持つ人を「マルチタレント」と呼ぶが、本当にマルチぶりを発揮しているのは北野武らごく少数。大半は本来の仕事よりも後発の仕事が主になっている傾向が強い。

「この人、歌手だったの? お笑いタレントと思っていた」と若者に驚かれる本業が歌手の女性もいるが、際立っているのが石田純一(62)だろう。現在の肩書も「俳優・タレント」とある。確かに、かつてはトレンディー俳優として活躍したが、「不倫は文化」発言をきっかけにタレント業にシフトチェンジ。イベントタレントの第一人者になった。

 十八番は家族ネタ。“元”から“現”まで妻・子供・祖父と家族ネタを提供してくれる。それも最近はネタも尽き食傷気味。次なる肩書を求めるかのように突然、都知事選に名乗りを上げた。

「聞いてないよ! なに考えているの」と業界内からも非難の声が続出。「石田劇場」は閉幕となったが、ワイドショーからは「シャレでもいいから本当に出馬してくれたら、都知事選はさらに盛り上がり視聴率も上がった」と皮肉る声もあった。

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