西城秀樹も被害…夜の銀座を遊泳した“サギ女”の半生

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 若き日の市村正親(64)の隣で艶然とほほ笑む女性――。この写真は80年代半ばに、あるパーティーで撮影されたスナップだ。女性の名前は沖山美知子(60)。歌手・西城秀樹のマネジャーに、西城がフランス政府から芸術文化勲章「コマンドゥール」を受章できると持ちかけて、謝礼名目で720万円を詐取。11月28日、警視庁捜査2課に詐欺容疑で逮捕された女である。

 沖山は他の芸能人に対しても同様の行為をしていて、警視庁には被害相談が寄せられているという。

 フツーに考えればフランスの勲章がカネで買えるなんておかしいと疑うはず。ではなぜコロリとだまされたのか。それは沖山がかつて、劇団「四季」の看板俳優だった市村正親のマネジャーだったからである。

「市村のマネジャーを務めたのは82年から数年間。その間に西城のマネジャーとも面識ができた。その後、たもとを分かち、市村はホリプロに所属。ホリプロ側は“沖山とは一切の面識がない”と関係を否定していますが、市村の名前が信用を担保したのは間違いない」(芸能関係者)

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