「スノボも五輪も2次元のためだった」成田童夢が語ったオタクへの道

公開日: 更新日:

 きょう登場するのは06年のトリノ冬季五輪のスノーボード・ハーフパイプの日本代表だった成田童夢クン(28)。妹の今井メロとともにメダルを期待されるも惨敗。その後はメディアから姿を消した。今どうしているのか。

「オリンピックが終わってからのバッシングは壮絶でしたよ。人間性を全否定するような罵声ばかりで。誰も信じられなくなり、3、4年は家に引きこもってるだけ。20歳そこそこで廃人でしたね。そんなオレを支えてくれたのが彼女……じゃなく、2次元のアニメや漫画だった。まさにオタクでしょ、ハハハ」

 JR渋谷駅に近い所属事務所で会った童夢クン、こう言ってやんちゃな笑みを浮かべた。

「でもね、好きを突き詰めるとオタクになるんです。今の肩書はサブカルチャー・タレント。アキバ文化を世界に広めるために伝道師みたいな活動をしてます」

 一昨年、秋葉原で開いた現役引退会見と同時にアニソンDJに。アイドルグループ「D―si☆’s(ディーシスターズ)」のプロデュースも手がけた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした