脱あまちゃん成功 能年玲奈「ホットロード」評論家が称賛

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「いやあ、大感動しました。『映画女優・能年玲奈』の誕生です!」
 こう絶賛するのは試写を見たアイドル評論家の中森明夫氏である。

「これまで多くの“女優ムービー”を見てきましたが、能年の圧倒的な存在感は大画面でこそ映えると改めて実感しました。彼女のナレーションから始まるイントロで鳥肌が立ち、2時間の上映中、中だるみするシーンは一切なし。この作品には、明るくコミカルで東北なまりの天野アキはどこにもいません。親の愛情に懐疑的で、ナイーブで繊細な宮市和希という少女になりきっている。主題歌は尾崎豊の『OH MY LITTLE GIRL』なんですが、ここぞのシーンで流れ、能年の好演と相まって涙を誘う。役が憑依(ひょうい)しているとしか思えない素晴らしい演技です。現代の若い能年ファンのみならず、80年代に青春を謳歌(おうか)した世代も巻き込み、この夏、最大の話題作になるのは間違いない。今後の活動に弾みをつける一本です」
 脱「あまちゃん」成功セリ、のようだ。

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