出演5本で3億円!? CMで稼ぐ俳優・役所広司の「真意」

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 役所広司(58)が絶好調だ。10日はキリン「一番搾り プレミアム」の新CM発表会に登場して、「お世話になった人や、ビールにうるさい人に贈りたい」とPRした。

 27日には主演映画「渇き。」、さらに10月には「蜩ノ記」の公開も控えている。だが、ここ数年はドラマでの露出がなく、7月から放送される日曜劇場「おやじの背中」(TBS系)が約3年ぶりのテレビドラマ出演となる。代わりに目立ってきたのがCM。今回のキリンをはじめ、「大和ハウス工業」「ダイドードリンコ」など5社と契約。数は特別多くはないが、競合他社を行ったり来たりしており、役所の人気ぶりがうかがえる。

 役所は「ワイ・ケイ事務所」という自身の頭文字を取った個人事務所に所属。一部では「CM出演のギャラは1本5000万~6000万円」ともいわれ、5本だと3億円の計算になる。

「個人事務所なので、自分の稼ぎはまるっと自分のものになる。映画やドラマの出演料も入れると、年収は平均2億円を下らないとか。震災復興にも力を入れていて、25日からは東日本大震災チャリティー企画に参加。『書』を出品するなど、活動を拡大しています。CMでしっかり稼いでおいて、あとは好きな映画やドラマに出たり、復興活動に精を入れる。ギャラの一部は事務所の拡大と不動産投資にも充てているという話もあります」(芸能関係者)

 紫綬褒章俳優、恐るべし。

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