名作リメーク「若者たち2014」 低迷理由は“時代錯誤”か
「タイトルに『2014』と入っているものの、“今”を感じさせるのはスカイツリーの映像ぐらい。視聴者が離れたのも分かります。墓場で眠っていた名作ドラマを掘り起こし、わざわざ傷物にした格好。また、両親のいないきょうだいが暑苦しい長男を中心にケンカしながら成長していく設定は、江口洋介の主演でヒットした“ひとつ屋根の下”を連想させます。実際に『若者たち』を原型にした作品でした。2つのドラマを道連れに沈んでいるわけで、罪は重いですね」(ドラマライターの堀江南氏)
フジの迷走は続いている。