古舘「報ステ降板」騒ぎ ネットでは「辞めるな」「やらないで宮根」

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 古舘伊知郎キャスターが「報道ステーション」(テレビ朝日系)を降板する(というか、させられる)のではないか、という話が広がっている。発端は某週刊誌の「テレビ朝日会長との確執」「進む宮根誠司、司会抜擢」という記事。

 当の古舘氏は「AERA」(7/14号)で10年ぶりにインタビューを受け、「もうこれだけやらせてもらっているから、べつに明日降ろされても幸せ」と語っている。なんだか自分から身を引きそうな雰囲気だ。「(原発報道に対して)圧力がかかって、番組を切られても本望」と本人が言うように、降板の火種はそこにある。

■「宮根になったら見るのをやめる!」

 だがネットでは「古舘、辞めるな!」の声が多い。テレビでタブーの原発問題に切り込むのは「報ステ」だけと言えるから、脱原発が集まるネット上や、子供の被曝を不安視する女性などの支持が厚いのだ。

 五輪決定時もバカ騒ぎの他番組と一線を引き、安倍首相の「福島原発はコントロールされてる」発言に噛み付いた。最近も川内原発再稼働に際し「世界最高の安全基準」と述べた首相に反するように、日本より安全性の高い海外の原発を紹介した。これだけ首相の主張(というか嘘なんだけどね)に歯向かえば局内から「やりすぎ」との声が上がるだろう。

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