日ハム元エース木田勇さんは女子硬式野球部監督でも“3冠”

公開日: 更新日:

 大谷翔平斎藤佑樹ダルビッシュ有……日ハムといえば、忘れられない投手が多くいが、往年のファンとって忘れられないのが木田勇さん(60歳)だ。

 80年、入団1年目でいきなり22勝をマークし、新人王はもちろん、最多勝、最優秀防御率、最高勝率と当時の投手3冠タイトルを独占。最多奪三振も記録した。しかし90年、中日を最後に引退、印刷会社のセイブンドーのサラリーマンになった。今どうしているのか。埼玉県三郷市にある球友塾の練習場で会った。

「今は総合物流やリサイクルなどの事業を展開するアサヒ産業が出資する球友塾の塾長でしてね。この室内練習場はもともと倉庫だったのを改装し、バッティングマシン2台、ブルペン1カ所、それとフリースペースがある練習場にしました。火曜日から金曜日までは小学校4年生から中学生までを対象にした野球教室で、約20人の子供たちに野球を指導するかたわら、土曜、日曜はアサヒトラスト女子硬式野球部監督として試合に明け暮れてます」

 木田さん、こう言って日に焼けた顔をほころばせた。日本鋼管、セイブンドーなどでサラリーマンを経験したせいか、取材の受け答えは実直そのものだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?