映画「水の声を聞く」がヒット中 山本政志監督インタビュー

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 91年に撮影を開始した博物学者・南方熊楠を題材とした映画「熊楠」が頓挫。億単位の負債を抱えた過去がある。今もこの映画の“憑依霊”が抜き切れないというが、今作を手がけられたことは大きな一歩になったという。

「自然のエネルギーを感じる題材だったり、都市的、ドキュメンタリータッチに引かれる。総じて今のものを撮るのが好きなんです。下世話なところからカメラを回したい。ただ憑依霊とは当面付き合わなきゃだめでしょうね。原因である『熊楠』を撮り終えて初めて解放されるんだろうから。ハハハ」

【水の声を聞く】

 不安定な現代社会に生きる人々の姿を、宗教団体の教祖になってしまった在日韓国人の偽物の巫女を中心に描いたドラマ。きょう(12日)19時20分からの回の上映後、主演の玄里、村上淳趣里によるトークイベント開催予定。

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