がん闘病 ジョニー大倉が再起誓うロックな「眞露烏龍割り」

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「でも、オヤジすげぇって思ったのは、映画『チ・ン・ピ・ラ』に出てた時。いつものように酔っぱらって帰ってきて大騒ぎした朝に、柴田恭兵さんが迎えにきたんだ。そうしたら、さっきまで酔いまくっていたのに突然しゃんとして、何事もなかったかのように出掛けて行った。プロだなって思ったね」

 飲む酒は常に、眞露のウーロン割りと決まっていた。その店に置いてなければ買ってきてもらってでも同じ酒を飲む。

「そこにカットレモンを手で搾って入れる。それがロックンロールな飲み方だと思ってたんだよ」

■カラオケ十八番は「憧れのハワイ航路」

 息子ケンイチが成人すると、「飲みに行くぞ」と声を掛け、よく近所のスナックに飲みに行った。もちろん飲むのは眞露のウーロン割りにレモンを搾った「ロック割り」だ。

「オヤジとオフクロと3人でよく飲んだよね。スナックだからカラオケが置いてあって、オヤジがマイクを取った時には驚いたな。何歌うのかと思ったら、『憧れのハワイ航路』なんだよ(笑い)。でも、それがメチャうまかったから、お客さんが拍手喝采」

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