クールジャパン不発 日本ドラマが韓流に負ける3つの理由

公開日: 更新日:

 昨年は日本のテレビドラマをタイで集中放送するPRイベントを実施し、半年かけて30本以上の連ドラを放送。朝ドラ「カーネーション」や「孤独のグルメ」といった人気作もラインアップされる中、タイの“ドラマっ子”が高得点をつけたのは「リーガル・ハイ」(堺雅人主演)と「バンビーノ!」(松本潤主演)。いずれも職業ドラマで分かりやすさが支持の要因だ。

韓流より放送回数が少ない><宣伝が思うようにできない><単価が高い>といった“弱点”はあるが、日本のドラマが海外で受け入れられるために必要なことは何か。

「目指すは優れたエンターテインメント性を持つ米国のテレビドラマ。アジア各国は共同制作し、互いに切磋琢磨し合うことが求められている。従来の便宜上だけでなく名実ともにアジア各国が共同制作できる環境を築く必要があるでしょう」(同フェスティバル特別顧問のこうたきてつや氏)

 これではせっかくの優良コンテンツも宝の持ち腐れ。クール・ジャパンも国民の血税が投入されているのだから、結果が求められる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所