「相棒」成宮の降板説も…テレ朝を悩ますヒット番組“舞台裏”

公開日: 更新日:

 さすがにマンネリ感は否めないだけに、成宮が降板したら影響ゼロでは済まない。

 平均視聴率20%超をマークし、今季暫定トップの座を独走するドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜21時)も盤石ではない。

「主演の米倉涼子が、高視聴率と騒がれるたびに“ドクターXの続編はいたしません”と言い回っているんです。今回でシリーズ3作目。米倉にとって代表作になりましたが、本人はそれがお気に召さない。大門未知子のイメージが固定化してしまうことをものすごく嫌がっている。テレ朝としては第4弾、映画化、スピンオフとシリーズ化構想を進めたいのですが、今後は単発のスペシャルドラマがせいぜいでしょう」(ドラマ制作関係者)

■「報ステ」古舘伊知郎も降板の可能性?

 月曜から金曜までのプライム帯(19~23時)を支える「報道ステーション」も揺らいでいる。九州電力川内原発再稼働を巡る事実誤認報道(9月10日)で、BPO審議入りの状況下にあるからだ。


「キャスターを務める古舘伊知郎の意向もあって、反原発報道に注力してきましたが、今は安倍政権に目をつけられ、朝日新聞叩きの二の舞いを恐れる幹部が多い。『報ステ』問題は社内の早河会長派と吉田社長派の権力争いの材料にもなっているだけに、安倍政権に近い会長派の意見が通れば、古舘降板もある」(別のテレ朝関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった