伝説プロデューサー康芳夫氏 メルマガで著名人をバッサリ

公開日: 更新日:

「小生深く期することあって、ここ暫くの間メディア関係に対し沈黙を守ってきたが、国内外を巡る世紀末的状況を深く洞察し、沈黙をやぶる決心をした」――。

 こんな不敵な「創刊の辞」で始まるメールマガジンが話題になっている。発行人はプロデューサーの康芳夫氏(77)。これまでオリバー君、モハメド・アリ対アントニオ猪木、国際ネッシー探検隊(石原慎太郎総隊長)など世間をあっと驚かすイベントの仕掛け人として知られる康氏が、このたび公式サイトを立ち上げネット業界に参入した。

 11月に創刊され、12日に第3号が配信されるメルマガ「全地球を睥睨するスフィンクス『康芳夫』メールマガジン そして『家畜人ヤプー』通信」では、康氏が関わった昭和の裏面史はもちろんのこと、人生相談や社会時評、康氏が「全権代理人」を務め、三島由紀夫によって「戦後最大の奇書」といわれた小説「家畜人ヤプー」の秘話など、一般読者だけでなく、研究者にとっても見逃せない充実した内容になっている。

 メルマガと並行して始まった公式ツイッターは、デヴィ夫人が北朝鮮で超VIP待遇を受ける理由、村上春樹が永遠にノーベル賞を取れないワケ、美輪明宏の本性、赤尾敏と語った昭和天皇の戦争責任……などさらに過激で衝撃的。今年は77歳にして中島哲也監督作「渇き。」で遅咲きの銀幕デビューを飾るなど、ますます意気軒高だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”