深夜番組で踊りまくる「元モー娘。」紺野あさ美アナの瀬戸際

公開日: 更新日:

 今週で終わってしまったが、動画サイトで見られるし、ネット上では「ダンスがキレキレ」「さすが元モー娘」と好意的だ。5分だけなので見る価値はある。

 だが、制作側の意図ははっきりしない。もしかすると、紺野はもうダンスしかやれないから無理に作ったという番組じゃないのか?

 人気女子アナのトーク能力は相当高い。バラエティーを仕切るのも、メーンの芸人ではなく女子アナだ。その能力が紺野にはない。アドリブ力もニュースやスポーツの知識も乏しい。

 でも、局アナだから何かで使わなきゃ仕方がないと、「しゃべらせずに踊らせろ」となったんじゃないか? 「吉木りさに怒られたい」などアイドル系を使って短い番組を話題にするテレ東ならではのアイデア企画だ。

 モー娘卒だから、キレキレのダンスだけでもっていたが、第3シーズンがなければテレ東も卒業させられるぞ。逆に「吉木りさに――」のようにDVD化できれば“踊る女子アナ”の先駆けになれる。人気アナのダンスが見たいので、「カトパン、今から踊るってよ」とフジがパクるまで、がんばれ、こんこん。
(作家・松野大介)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり